男の子育児の宿命「男の子あるある」は小学校に上がる前から始まる。
ネットでもなにかと話題になる「男の子あるある」、我が家の末っ子長男もしかりです。
・歌の歌詞をすべて否定形にして歌う。
・戦いごっこには効果音が必要不可欠。
・なぜかわからないけどおもむろに服を脱ぎだすことがある。
などなど。
こればっかりはもう、「大人・子供・男の子」ってジャンル分けした方がいいんじゃないかと思うくらいのあるあるっぷりです。笑
それでも、母の心を動かす「あるある」もあるんですよね。
母親が「男の子ってなんか特別かわいい!」と思ってしまう所以だと思うのですが。
我が家の末っ子長男も、時々不意打ち的に母をキュンキュンさせてくれるので、日頃
怒ったり呆れたりしてもやっぱり長男かわいいのです。
裏の畑で末っ子長男が呼ぶ。また何かやらかしているんじゃないかと思ったら・・・
我が家はアパート住まいですが、アパートの裏に大家さん所有の空き地があって、そこをちょっと借りて小さく家庭菜園をしているのですが、季節はぼちぼち収穫期になってきました。
畑にできるような空き地なので、畑として手入れしているところ以外は雑草ボーボー虫だらけで、やる気のある時以外はけっこう行きたくないのが玉に瑕なのです。
畑に行くまでに10回に6回はクモの巣に引っかかります(´;ω;`)ウゥゥ
そんな畑なので、種植えなんかが終わってからは末っ子長男の外遊び代わりに畑いじりを手伝ってもらってました。
そして、ぼちぼち絹さややかぶ・ミニトマト・ピーマンなんかが収穫できるようになってきた7月。玄関出て裏までは道路も渡らないし一人でも大丈夫だろう、と収穫のお手伝いを頼みました。
「ぼく、ひとりでいってこれるよ!」
なんて心強いお言葉( *´艸`)
クモの巣にはひっかからないようにね~、なんて母は窓からリモートコントロールするだけ。
成長したもんだ!笑
ミニトマト数個とかぶの収穫を頼んで、いい感じにできたところで帰ってきていいよ、と言ったら、
「いらないくさとってあげるね!」
と自ら草むしりを買って出た長男さん。
のび太くんに爪の垢煎じてあげようかしら、なんて思わず感心してしまいました。
でも、長男の草むしりは99%遊びなのでご飯支度をするのにちょっと目を離していたら、窓から呼ぶ声がしました。
「ママー!ちょっときて!」
またなにをやらかしたのかなぁ?なんてヒヤヒヤビクビクしながら窓に向かうと・・・
「ママにプレゼント!」
と背中に隠してた手を差し出して見せました。
土で真っ黒になった小さな手に、夕方だからしおれてしまっていたけれど裏の空き地に咲いている雑草の花がたくさん。
畑の草むしりしてるとばかり思っていたら、私にくれる花束を作ってくれていたのです(*´ω`*)
普段のくだらなさとのギャップ萌え!?男の子はママにとっては王子様のよう。
一生懸命頑固なスギナを相手に戦っているわ、と思って目を離した2~3分の出来事。
白・黄色・オレンジにピンクと、たくさんの種類になるように考えて摘んでくれた花束。
嬉しくて長女と次女に報告したら、私が呆れられました(;´∀`)
ふだんどうしようもないことばかりしているけど、ときどきその純粋な母への愛をたっぷり感じさせてくれるのもまた、「男の子あるある」の一つじゃないかなぁ、なんて思ってしまいます。
もちろん長女と次女もかわいくて大事な子供ですが、男の子ってちょっと世界が違うんですよね。
たぶん、旦那様よりも私を愛してくれているのがよくわかるというか。笑
今日は連休明けでちょっと疲れていたので、そんなところにこんなイケメンっぷりを見せつけられて母はすごくウキウキしてしまいました。(*´ω`*)
私のかわいい王子様が摘んできてくれた小さな花束は、花瓶代わりの小さなコップに生けて食卓テーブルのセンターを飾ってもらいました。
きっと私、おばあさんになってもこのこと忘れないような気がします( *´艸`)