(画像はイメージです)
冬になるとみんな御用達のあのあったか系インナー。実は肌の弱い人は注意が必要かも!?
数年前から冬には必ず話題になる「あったか防寒インナー」。
いろいろなブランドでそれぞれ特長やデザインの違うインナーが、子供用から大人用まで様々に出ています。
一枚で温かく、ファッションにも響かない優秀なインナーですが、実は注意点もあったのです・・・
我が家の子供たちは、皮膚科で着ない方がいいよと指導されました。その理由は??
我が家も3年ほど前、北海道の冬の寒さをしのぐのに「あったかインナー」を子供たちに用意しようかな~、なんて考えていた冬の初め。
定期通院の皮膚科で思いもよらぬことを言われました。
「ヒートテックとかああいう感じの防寒インナーね、アトピーの子には着せない方がいいですよ。」
えーーーーっ!?(゚д゚)!
スキー学習や雪遊びのときにかさばらなくていいなぁ、なんて思っていたのに・・・
でも理由を聞くと納得できました。
その理由はというと・・・
「あったかインナーって、インナーの内側が細かく毛羽立っている状態で保温性を高めている。でも、アトピーや肌の弱い人にはその毛羽立ちが刺激になって痒みが強くなることがあります。」
ニットでかぶれたりするのとほぼ一緒ということだそうです。
ただでさえ冬は乾燥して痒いのに、温かさを求めてさらに痒くなったらストレスになっちゃいます。
がっかりしながらも、仕方なくあったかインナー購入は見送ることに。
それから冬は綿のインナーやTシャツを重ね着するいつも通りの作戦に我が家は落ち着きました。
もしも着用していて痒みやムズムズが出てきたら・・・
アトピーなんかじゃなくても、特に小さい子は体温が大人より高めなこともあってちょっと動いて汗をかいたりするとあせもになってしまうこともあるという話もその時に聞きました。
外の気温と屋内の気温の差が激しくなる冬は、意外にもあせもになりやすい時期でもあります。特に北海道は冬場室内をかなりあたたかくするので、抱っこひもの赤ちゃんにジャンプスーツを着せてたりするとお買い物の間に背中が汗びっしょりなんてこともあります。
子どもの場合は保温性のあるものを一枚で済まそうとするよりは、脱いだり着たりが楽なものを重ね着して気温に合わせて調節してあげるのが肌にも優しいし、汗が冷えて風邪をひかせることもないよ、とかかりつけの皮膚科医さんに教えてもらいました。
そして冬場に大人も子供もあったか防寒インナーを着ていて「痒いな」とか「なんかムズムズするな」と思ったら冬の乾燥のせいにするのではなく、念のため皮膚科で診てもらった方がいいそうです。
ほおっておくと肌荒れを起こしたり、アレルギー様症状が出ると腫れる可能性もあるからだそうです。
かくいう私も子どもたちに負けず劣らずアトピーなので、冷え性だというのにあったかインナー着用断念です( ノД`)シクシク…